010 初めてのリードギター(前半)


前回は1本の弦だけを行ったり来たりのソロでしたが、今回は「初めてのリードギター」と題しまして、ベンチャーズの「ダイアモンド・ヘッド」を弾いてみましょう〜!


この曲はピッキンングの練習に最適です。

⬅️ 今回の動画はこちらです。

010「ダイヤモンド・ヘッド」
    初めてのリードギター!

今回は「ダイアモンド・ヘッド」を練習曲に選んで、リードギターの基礎のお話をしています。 遅いテンポで、1小節目から4小節目までです。 3小節目と4小節目にかけては1拍半フレーズが出てきますので、その解説も少し。
 

今回弾くフレーズはこちらです。


 
 

では、この部分から始めましょう。


 
 

1小節目は、4弦の7フレットに薬指を置き、3弦の5フレットに人差し指を置いて、この2音のみを弾きます。

ダウンピッキンングのみで、自分がどの弦を弾いているかを感じながらゆっくりと弾きましょう。


 
 

2小節目は、4弦の5フレットに中指を置き、3弦の4フレットに人差し指を置いて、この2音を同時に弾きます。


 
 

2小節目3拍目からは、3弦の4フレット、5フレット、4フレットをそれぞれ人差し指、中指、人差し指の順で弾きます。
最後の音は4弦の5フレット、中指です。


 
 

次に、後半を弾いてみましょう。


 
 

前からのフレーズの解決音がこの3小節目の最初の音です。これは4弦7フレットを小指で押さえます。

その音を弾いたらすぐに人差しで1弦から3弦までを押さえて、ピッキングは1弦、2弦、3弦と順番に弾きます。
現状ではダウンピッキングで何弦を弾いているか感じながらゆっくり弾きましょう。


 
 

そのあと人差し指で1弦、2弦、3弦を押さえたまま、1弦のみ音を変えます。
7フレットは薬指、8フレットが小指です。
このフレーズはとても面白いリズムをしていますので、できるようになると楽しいですよ。
そこに到達するまで、ゆっくり頑張りましょう。


 
 

このフレーズは1拍半フレーズと言われていて、今回は1拍目の裏から始まる1拍半フレーズです。
今のところは細かなことはこだわらずに、とにかくひたすら弾いちゃってください。
1拍半フレーズについては、あらためて取り上げますので。

下記の図の赤い矢印は拍数です。
メトロノームを使用するときはこの赤い矢印がメトロノームの音になります。

慣れてきたらこのタイミングを意識しましょう。


 
 

いかがでしたか?

細かなことは気にせず、繰り返し弾きましょう。
気がついたらスムーズに弾けるようになってますよ。

 
 

ではまた、次回!